テキストサイズ

秘密

第28章 悩

※大野side


腰に手を回した
本当はギュってしてもっと距離を縮めたいけど
そういう関係じゃないし…

「熱くない?」

「ちょっと熱い」

「ずっと入ってるもんね、」

「うん」

「そろそろ上がる?」

「うん」


2人して湯船から出てシャワーで軽く流して
脱衣所に来た

それぞれに体を拭いて寝巻きを着る

「あ、ルナ髪の毛、今日はここで乾かそ?」

「うん…」

ってもう眠いでしょ?
あったまったら眠いって、もう…
可愛すぎ

手早く乾かすと消え入るような声で
ありがとうって言われた

「もう寝よっか」

そう言って脱衣所を出ようとすると

「大ちゃんだっこぉ」

「仕方ないなぁ」

脇の下に手を入れて軽いその体を抱き上げた
そのまま寝室に向かって
電気が消えたまま部屋に入って

ルナを寝かしてから俺も隣に寝転んだ

「大ちゃんおやすみ…」

「おやすみルナ」

肩をポンポン叩いてルナが寝たのを確認してから
俺も眠りについた





ストーリーメニュー

TOPTOPへ