秘密
第15章 頼
※松本side
俺はあまりの怒りで殴ろうとした
一発だけ…
「潤くんダメ!!!!!」
「なんで…ルナはいいのかよ!こんな奴に殴られてばっかりで!」
櫻「松潤!ルナに当たんな…」
「あ、ごめん…」
ルナは泣き始めた
怒鳴ってしまった
怒らないで、って書いてあったのに
「ここで潤くんが殴ったら、潤くんもこの人と同じ、だから、ダメ…、ダメ」
殴ったら同じ
たとえやり返しだとしても
殴ったら同罪…
「わかった…ごめんルナ。」
俺は拳を下ろした
「大野さん、ルナの耳塞いといてください」
大野さんはルナの耳を両手で塞ぎ
抱きしめた
頷いて合図をもらうと
「お前ぜってぇ許さねぇかんな!今後ルナに近づくな!俺らに言いたいことあんなら直接言え!他の人巻き込むんじゃねぇよ!」
D「はい…」
ニ「あなた何したかったんですか、俺らになんか嫌味でも?」
D「違います…俺はただ、恋愛的に、嵐さんが好きなだけです、だからルナさんが許せなかったんです。たまたま、大野さんの家に入っていくのを見かけて、そのまま泊まったみたいだったので…」
相「ふっ、なにそれ。俺らがこんな酷いことする奴好きになるとでも思ってんの?俺はぜってぇならないかんな!」
櫻「俺もなんねぇーな。」
ニ「あなたは最低です。1人の女の子を自分の都合で怪我だらけにして、もしルナがあなたの暴力によって楽器が演奏出来なくなったらどうしたんですか。大人のくせにそんなのもわからないんですか。俺にとって、俺らにとってルナは特別なので。あなたがどれだけ嫉妬しようが無駄なんで。」
冷静を装いながらどんどん突き放すニノ
場に静寂が訪れると
大「もう行こう」
大野さんはルナの耳から手を離すと
立ち上がらせしっかりと手をつないだ
あいつを残して部屋を出る
ルナはすごく震えていて足もガクガクしていた
本当に辛かったんだ
なにされるか分かっているのに収録に出ること
翔さんがルナをおんぶすると
ルナは安心したように俺にこう言ったんだ
「潤くん、もう怒鳴っちゃダメだよ」
って
この子はどこまで優しいのだろう
ずっとずっと辛かったのに誰にもぶつけず
最後までやり返さなかった
「うん。約束する」
俺はあまりの怒りで殴ろうとした
一発だけ…
「潤くんダメ!!!!!」
「なんで…ルナはいいのかよ!こんな奴に殴られてばっかりで!」
櫻「松潤!ルナに当たんな…」
「あ、ごめん…」
ルナは泣き始めた
怒鳴ってしまった
怒らないで、って書いてあったのに
「ここで潤くんが殴ったら、潤くんもこの人と同じ、だから、ダメ…、ダメ」
殴ったら同じ
たとえやり返しだとしても
殴ったら同罪…
「わかった…ごめんルナ。」
俺は拳を下ろした
「大野さん、ルナの耳塞いといてください」
大野さんはルナの耳を両手で塞ぎ
抱きしめた
頷いて合図をもらうと
「お前ぜってぇ許さねぇかんな!今後ルナに近づくな!俺らに言いたいことあんなら直接言え!他の人巻き込むんじゃねぇよ!」
D「はい…」
ニ「あなた何したかったんですか、俺らになんか嫌味でも?」
D「違います…俺はただ、恋愛的に、嵐さんが好きなだけです、だからルナさんが許せなかったんです。たまたま、大野さんの家に入っていくのを見かけて、そのまま泊まったみたいだったので…」
相「ふっ、なにそれ。俺らがこんな酷いことする奴好きになるとでも思ってんの?俺はぜってぇならないかんな!」
櫻「俺もなんねぇーな。」
ニ「あなたは最低です。1人の女の子を自分の都合で怪我だらけにして、もしルナがあなたの暴力によって楽器が演奏出来なくなったらどうしたんですか。大人のくせにそんなのもわからないんですか。俺にとって、俺らにとってルナは特別なので。あなたがどれだけ嫉妬しようが無駄なんで。」
冷静を装いながらどんどん突き放すニノ
場に静寂が訪れると
大「もう行こう」
大野さんはルナの耳から手を離すと
立ち上がらせしっかりと手をつないだ
あいつを残して部屋を出る
ルナはすごく震えていて足もガクガクしていた
本当に辛かったんだ
なにされるか分かっているのに収録に出ること
翔さんがルナをおんぶすると
ルナは安心したように俺にこう言ったんだ
「潤くん、もう怒鳴っちゃダメだよ」
って
この子はどこまで優しいのだろう
ずっとずっと辛かったのに誰にもぶつけず
最後までやり返さなかった
「うん。約束する」