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腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合
























「染谷くーん、何してるのかな?」

















突然聞こえた背後の声は恐ろしく甘美で、俺の耳を何度も刺激したあの声だった。












「た、かだっ......」






「...........どーも。」











高田は笑ってはいるものの瞳の奥は何を考えているのか全くわからない。







明らかに背後に漏れ出す黒いオーラがさらに恐怖を増長させている。










「チッ......」




そんな高田の姿を見て染谷の手が俺から離れていく。、









「北浜、またな.....」








そんな言葉を残して。

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