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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第7章 クレオメ

Jun side

潤「ね…ぁ…もぉ…シャワー…行きたいっ…お願い…」

コンサート終わって
軽く着替えを済ませただけの躰は
自分でもわかるくらいに
汗ばんでいて

だから密着すると匂うんじゃないかって
気になって落ち着かない

翔「ん…いいよ?一緒にいこっか
お風呂いれてあるよ」

手を引かれるままに歩き出す

けど

潤「えっ?翔くんも入るの?」

翔「一緒に入ろうと思ってお湯いれといたんだ」

ここの楽屋のお風呂は大きいし
2人で入る広さは充分にある

でもそうじゃなくて

潤「あっ…じゃあ…先にいいよ?」

明るい昼間の浜辺で躰を重ねたコトもある
それでもお風呂ってやっぱり恥ずかしくて

だからそう言って
浴室に進める足を止めたのに

翔「一緒に入ろーよ…」

汗流したいんだろ?って脱衣場に引き込まれた


潤「ねえ…電気消さない?」

煌々と照らされる照明の下

タオルで下半身は隠してみたけど
それでも恥ずかしい

それに翔くんと…大好きな人と
こうやって裸で同じ空間にいて

反応しない自信なんてない

きっとゆっくりしようとお風呂溜めてくれたのに
そんなの見られたくなくて

せめて,と思って言った言葉は

翔「暗い風呂で何したいの?」

揶揄うような言葉を返されて

潤「ちがっ…」

赤くなる顔をお湯を被って隠した

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