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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第7章 クレオメ

Sho side

俺はもうとっくにシャワーを浴びていたから

軽く流して早々に湯船に浸かった

俺の視線を気にしながらも

無防備に背中を見せて
頭を洗っている潤

綺麗だなぁ…
なんて思って眺めてたら

「見ないでよ」とか
可愛いことを言ってくるから

頭を洗い終わったのを見計らって
湯船から上がった

潤「っ…な…に?どしたの?」

俺の立ち上がる水音に反応して
ビクっと振り返る潤の顔が
赤くて可愛い

…もう何をしてても可愛くてしょうがないんだけど…

翔「背中,洗ってあげる」

潤「っ…いいよ,大丈夫っ…」

笑って言うと
断りながら慌てて
自分で洗い始める

…ホント…どうしてくれようか…

そんな潤を無視して
後ろに座りボディソープを
手にとった

翔「届いてないよ?」

掌で背骨ラインを
下から撫で上げれば
面白いぐらい躰が跳ねる

潤「あっ…ちょ…っと…やめて…」

ギュッと躰を強張らせて
前かがみに丸くなる背中

翔「ちゃんと洗わないとね?」

石鹸を手でまんべんなく伸ばして洗いながら

時々脇腹や首筋,背筋を
指一本で撫でる

潤「っぁっ…ふ…っぅ…」

微かな刺激に耐えるように揺れる姿に

俺の中心も熱を持ってくるのがわかる

翔「潤?前も洗う?」

耳元で囁くと「いいっ」と勢いよく首を振る

鏡越しに顔を見ると
顔を真っ赤にして
瞳を潤ませていた

ドクンと腰に熱が溜まる

翔「…そっかじゃ,後は自分でね」

最後にスッと背中を撫でてから
自分に付あわ泡を冷水で落とし
再び湯船に戻った

明日はオフ…

時間はたっぷりあるからね

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