センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第7章 クレオメ
Jun side
潤「…ん……」
閉じていた瞼を開くと
カーテンの隙間から差し込む
日差しはもうだいぶ高い位置にあって
隣で眠る翔くんに目を遣ると
相変わらず寝相は悪いけど
それでもしっかり
俺の左手と翔くんの右手が
指を絡めて繋がれているのが嬉しい
俺が歩けるようになるまで
待ってくれていた翔くんと
朝方の人気のない道を
手を繋ぐコトはできないけど
肩を並べてゆっくり歩いて
ホテルまで帰ってきた
空気がまだピリっと少し冷たくて
でも隣に翔くんがいるだけで
心が温かかった
そんな穏やかな時間を思い出しながら
左手に感じる温もりに擦り寄るように
躰をずらすと
昨夜の行為の名残で
腰に鈍い痛みが走った
でも翔くんに愛された痛みだと思うと
それすらも愛しくなる
不意に翔くんの躰がぐっと近づいてきて
翔「おはよう よく寝れた?」
サラサラと髪を撫でながら
唇に優しくキスが落ちてくる
潤「…おはよ,寝れたよ,大丈夫」
寝起き特有の柔らかい笑顔で
微笑まれて
それがすごく綺麗で
顔が熱くなってくる
翔「何照れてんの?」
ふふっと微笑いながら額にも頬にも
ちゅっとリップ音を立てて唇が落ちてきて
潤「…照れてない」
顔を隠したくて
翔くんの胸元に顔を埋めた
潤「…ん……」
閉じていた瞼を開くと
カーテンの隙間から差し込む
日差しはもうだいぶ高い位置にあって
隣で眠る翔くんに目を遣ると
相変わらず寝相は悪いけど
それでもしっかり
俺の左手と翔くんの右手が
指を絡めて繋がれているのが嬉しい
俺が歩けるようになるまで
待ってくれていた翔くんと
朝方の人気のない道を
手を繋ぐコトはできないけど
肩を並べてゆっくり歩いて
ホテルまで帰ってきた
空気がまだピリっと少し冷たくて
でも隣に翔くんがいるだけで
心が温かかった
そんな穏やかな時間を思い出しながら
左手に感じる温もりに擦り寄るように
躰をずらすと
昨夜の行為の名残で
腰に鈍い痛みが走った
でも翔くんに愛された痛みだと思うと
それすらも愛しくなる
不意に翔くんの躰がぐっと近づいてきて
翔「おはよう よく寝れた?」
サラサラと髪を撫でながら
唇に優しくキスが落ちてくる
潤「…おはよ,寝れたよ,大丈夫」
寝起き特有の柔らかい笑顔で
微笑まれて
それがすごく綺麗で
顔が熱くなってくる
翔「何照れてんの?」
ふふっと微笑いながら額にも頬にも
ちゅっとリップ音を立てて唇が落ちてきて
潤「…照れてない」
顔を隠したくて
翔くんの胸元に顔を埋めた