センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第7章 クレオメ
Jun side
翔「もういいよ…」
そう言って向こうを向いて寝転がったまま
こっちを向いてくれない
潤「…翔くん…?」
呼びかけても何の反応もしてくれなくて
その躰に手を伸ばしかけて
…でも途中で引っ込めた
さっきまであんなに幸せだったのに
部屋に気まづい沈黙が流れる
付き合い始めてから
翔くんはいつも優しくしてくれて
甘えさせてくれて
我儘だって聞いてくれて
だから喧嘩なんてしたことがなくて
潤「翔くん…」
もう1度呼びかけたら
肩が少し動いた,気がする
でも振り返ってくれるコトはなくて
潤「……ごめんなさい…」
今更自分の発言の浅はかさに気付く
ベッドの上で,こっちきて,なんて
俺だってそういう意味にとるかもしれない
それなのに翔くんには
何でも伝わると勝手に思ってたのかもしれない
ポツリと呟いた謝りの言葉は
届くのかわからない程小さくて
勇気を出して背中に手を伸ばす
潤「俺だってシたいよ…
もっと触れ合ってたい…
でもコンサートで踊れなかったら
どうしようって……」
頭の中で纏まらない言葉をただただ紡ぐ
だからせめてこうやって一緒に隣にいたい…と
向けられた背中に向かって伝えると
ようやく翔くんがこっちを向いてくれた
翔「もういいよ…」
そう言って向こうを向いて寝転がったまま
こっちを向いてくれない
潤「…翔くん…?」
呼びかけても何の反応もしてくれなくて
その躰に手を伸ばしかけて
…でも途中で引っ込めた
さっきまであんなに幸せだったのに
部屋に気まづい沈黙が流れる
付き合い始めてから
翔くんはいつも優しくしてくれて
甘えさせてくれて
我儘だって聞いてくれて
だから喧嘩なんてしたことがなくて
潤「翔くん…」
もう1度呼びかけたら
肩が少し動いた,気がする
でも振り返ってくれるコトはなくて
潤「……ごめんなさい…」
今更自分の発言の浅はかさに気付く
ベッドの上で,こっちきて,なんて
俺だってそういう意味にとるかもしれない
それなのに翔くんには
何でも伝わると勝手に思ってたのかもしれない
ポツリと呟いた謝りの言葉は
届くのかわからない程小さくて
勇気を出して背中に手を伸ばす
潤「俺だってシたいよ…
もっと触れ合ってたい…
でもコンサートで踊れなかったら
どうしようって……」
頭の中で纏まらない言葉をただただ紡ぐ
だからせめてこうやって一緒に隣にいたい…と
向けられた背中に向かって伝えると
ようやく翔くんがこっちを向いてくれた