テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第7章 クレオメ

Jun side

誰に可愛いって言われても何も感じない

むしろ俺は男な訳で…
だからやっぱり可愛いより
カッコいいの方が嬉しい,とも思う

でも翔くんだけは違う

潤「でも…可愛いって言われて
嬉しいのは,翔くんだけだよ…」

照れて普段は言えないコトも

今日は気持ちが溢れすぎて
言葉が零れ落ちるように出てくる

翔「ほんと…可愛すぎ……」

深く息を吐き出すように言って
翔くんの唇が胸元からお腹に下がっていく

音を響かせながら
躰中に口付けられて

潤「んっ…ふ…ぅ…あ…」

吐息がかかって擽ったくて身を捩る

腰骨の横に強く吸いつかれて

潤「んぁっ…ん…しょ,くん…?」

唇が離れたあとのソコを見ると
薄く紅い痕が出来ていて

翔「俺のモノって証
着替えの時気をつけろよ?」

そう言って顔をあげた翔くんの笑顔が
綺麗でかっこよくて

“翔くんのモノ”その言葉が嬉しくて

涙が溢れそうなのを堪えながら

少し起き上がって
翔くんの脇腹の目立たないトコに
軽く吸い付いて

薄い小さな痕を残した

潤「翔くんも俺のモノだから
着替えの時気をつけろよ?」

翔くんの真似をして言って

ソレが可笑しくて
顔を見合わせてふふっと笑った




ストーリーメニュー

TOPTOPへ