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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第7章 クレオメ

Sho side

雅「あれ?こんな時間にお風呂?」

ドアを開けると雅紀が俺の恰好にきょとんとしてる

翔「寝てたから…今から」

雅「そっか♪じゃ,待ってるから飲も~!」

翔「いや,ちょ…まてまて…」

ベッドは思いっきり
事情の跡を残してるし
何より浴室には潤がいる…

翔「俺,これから予定あるから…」

適当な理由で断るけど
お酒が入ってるからか
いつもより粘る雅紀

…潤大丈夫かな…

雅紀と話をしてても
気になるのは潤のこと

翔「雅紀!悪い…マジで大事な用事があるから…」

真剣な顔で言えば
話の分からない男ではない

雅「そっか…わかった♪じゃ,また今度,一緒に飲もうね?」

首を傾げて可愛く言ってくるから
わかったよ,と背中を軽く叩いた

雅「じゃ,松潤でも誘おう~」

バイバイと手を振りながら
言ったセリフに思わず咽た

…なんか話でもあったかな…?
ちょっと気になりつつ
急いで浴室に戻る

翔「潤?…大丈夫?」

戻ると,潤は出て行った時と同じ状態で待っていた

翔「躰冷えてるじゃん…」

急いでシャワーを出して躰にかける
でも潤は動かずに俯いたまま

翔「ごめんな?遅くなって…」

シャワーは出したまま
後ろに座って冷えた躰を抱きしめると
ピクっと肩を揺らして
俺の腕に手を添えてきた

潤「良かったの?相葉さん…」

翔「うん?だって2人の時間はこれからだろ?」

耳元で囁くとやっと顔をあげた

潤「大事な用事?」

俺の目を見て恥ずかしそうに言う
その頬に手を添えて顔を近づけた

翔「そ,大事な時間だろ?」

潤が微笑んだのを確認して
唇を重ねた

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