センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第9章 チューベローズ
Jun side
ちゃぷん…とお湯を揺らしながら
浴室の向こう側,キッチンから
聞こえる音に耳を澄ます
うわ…とか,やべ…とか
片付けに苦戦しているんだろう
翔くんの声が聞こえて
潤「ふふっ……」
思わず笑いが零れる
でも久しぶりのお泊まりで
本当は一緒にお風呂に入りたいな…
って少し思ってたから
同じ屋根の下なのに
1人でいる空間が淋しくて
手早く躰を洗って浴室を後にした
潤「お風呂,ありがとう」
まだキッチンに立っていた翔くんに
後ろから抱きついて
首元に鼻を埋めて匂いを吸い込む
翔「…っ,擽ってぇよ」
多少香水の香りも混ざっているけど
髪の毛から香るのは同じシャンプーの匂いで
それだけで幸せな気分になる
潤「同じ匂いだね…」
翔「俺ん家のシャンプーだしね?」
腕の中で向きを変えて
唇が重なるだけのキスをくれてから
翔「俺もシャワー浴びてくるわ
なんか適当にしてて?」
浴室に向かう翔くんを見送って
夕飯の時に呑んでいたワインの残りに口をつけながら
暫くテレビを見てると
翔「お待たせ」
後ろから声が聞こえて
翔くんが呑み直すって言うから
それに付き合ってビールで乾杯し直した
ちゃぷん…とお湯を揺らしながら
浴室の向こう側,キッチンから
聞こえる音に耳を澄ます
うわ…とか,やべ…とか
片付けに苦戦しているんだろう
翔くんの声が聞こえて
潤「ふふっ……」
思わず笑いが零れる
でも久しぶりのお泊まりで
本当は一緒にお風呂に入りたいな…
って少し思ってたから
同じ屋根の下なのに
1人でいる空間が淋しくて
手早く躰を洗って浴室を後にした
潤「お風呂,ありがとう」
まだキッチンに立っていた翔くんに
後ろから抱きついて
首元に鼻を埋めて匂いを吸い込む
翔「…っ,擽ってぇよ」
多少香水の香りも混ざっているけど
髪の毛から香るのは同じシャンプーの匂いで
それだけで幸せな気分になる
潤「同じ匂いだね…」
翔「俺ん家のシャンプーだしね?」
腕の中で向きを変えて
唇が重なるだけのキスをくれてから
翔「俺もシャワー浴びてくるわ
なんか適当にしてて?」
浴室に向かう翔くんを見送って
夕飯の時に呑んでいたワインの残りに口をつけながら
暫くテレビを見てると
翔「お待たせ」
後ろから声が聞こえて
翔くんが呑み直すって言うから
それに付き合ってビールで乾杯し直した