センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第9章 チューベローズ
Sho side
アルコールが入った方が
受け入れやすいかな…と
下心を持ってビールで乾杯し直した
ただ流れてるだけのテレビを前に
肩が触れ合う距離で並んで座って
他愛ない話をする
大抵仕事の話になっちゃうけど
俺の知らないところで
潤が何をして何を考えてるのか
それを聞けることが嬉しい
心地よくて,ずっとこうしていたい
と思ったりもするけど…
チラッと横目で見える潤の
桜色に染まった頬と首筋が
ビールを口に運ぶたび
誘うように揺れていた
缶を手に持ったまま
思わずその首筋に顔を寄せる
潤「あっ…ちょ…零しちゃうよ…」
潤は慌てて躰を引いて
持っていたビールの缶を
テーブルに置いた
引かれた躰を追いかけるように
首筋を口に含む
歯は立てずに
唇で食べとるように貪る
潤「あっ…ん…ぁっ…ビールの,つまみじゃないっ…」
ビールの缶を取り上げられて
躰を押し戻された
翔「まさか…メインディッシュだよ…?」
机に突っ伏す潤が桜色だった頬を
真っ赤に変えて「あんなに食べたのに…」と
上目使いで見上げてきた
思わず舌なめずりをしてしまった
…うまそ…
テレビを消すと静寂が俺を煽る
翔「おいで…今度は俺が料理する」
ニコッと笑って
茹で上がった潤を
エスコートするみたいに寝室に入る
薄暗くした寝室のベッドに
調理用具の入った赤い袋が
怪しく光っていた
アルコールが入った方が
受け入れやすいかな…と
下心を持ってビールで乾杯し直した
ただ流れてるだけのテレビを前に
肩が触れ合う距離で並んで座って
他愛ない話をする
大抵仕事の話になっちゃうけど
俺の知らないところで
潤が何をして何を考えてるのか
それを聞けることが嬉しい
心地よくて,ずっとこうしていたい
と思ったりもするけど…
チラッと横目で見える潤の
桜色に染まった頬と首筋が
ビールを口に運ぶたび
誘うように揺れていた
缶を手に持ったまま
思わずその首筋に顔を寄せる
潤「あっ…ちょ…零しちゃうよ…」
潤は慌てて躰を引いて
持っていたビールの缶を
テーブルに置いた
引かれた躰を追いかけるように
首筋を口に含む
歯は立てずに
唇で食べとるように貪る
潤「あっ…ん…ぁっ…ビールの,つまみじゃないっ…」
ビールの缶を取り上げられて
躰を押し戻された
翔「まさか…メインディッシュだよ…?」
机に突っ伏す潤が桜色だった頬を
真っ赤に変えて「あんなに食べたのに…」と
上目使いで見上げてきた
思わず舌なめずりをしてしまった
…うまそ…
テレビを消すと静寂が俺を煽る
翔「おいで…今度は俺が料理する」
ニコッと笑って
茹で上がった潤を
エスコートするみたいに寝室に入る
薄暗くした寝室のベッドに
調理用具の入った赤い袋が
怪しく光っていた