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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第13章 オンシジューム

Jun side

ここに来るまでも
家にお邪魔してからも

躰の中の熱が鎮まりかける頃に

また躰に触れられて
熱を甦らせられる

でも決定的な刺激は何も与えてくれない


シャワー浴びておいで,と
背中を撫でられて

疼く躰はその先を求める

だから

潤「一緒に…入ろう…?」

抱き締めて欲しくて
もっと触れて欲しくて

掴んだ腕を引っ張るようにしたのに

翔「俺そこのコンビニで
なんかつまみ買ってくるから入ってな?」

腕を離されて
鍵を手に玄関に向かおうとする

潤「俺も行くっ…!」

そう言ってその背中を追いかければ

翔「すぐ帰ってくるから
…それに,ソレじゃ行けないだろ?」

勃ちっぱなしの中心を撫でられて

潤「ぁっ…」

躰を跳ねさせると

翔「だから,シャワー浴びて待ってて?」

唇が重なってドアの閉まる音がした



潤「…っ,ぁ……はぁ…」

シャワーを浴びながら
どうしても収まらないソコに我慢できなくて

声を殺して自ら上下に動かす

このままずっとお預けにされそうで
だから1回吐き出しておきたかったのに

潤「ん,ぁっ…ぁっ…」

達しそう,と思った瞬間
浴室のドアが開いて

翔「1人で何してるの?」

入口に翔くんが立っていた

潤「あ…や…なんでもな…」

余りの恥ずかしさに
隠したくても未だソコは硬いままで

翔「イケナイ子だね?」

向けられた笑顔にすら
溜まり続けた熱が躰中を走り回る



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