センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第14章 クリスマスローズ
Sho side
明らかに元気がなくて
顔色も悪いけど
無理して笑ってる
いつもは仕事の話になっちゃうのに
今日は一切しない
友達と飲んだ話とか
買い物に行った話とか
そんなことばかりを
ポツポツと俺に話した
心配をかけたくないんだろうけど…
翔「潤…無理しないでいーんだよ?」
後ろから抱きしめても
してないよ…と笑うだけだった
翔「今日…長瀬君とこ行って来たよ」
一応報告しておこうと思って
その名前を出すと,やっぱり強張る
翔「もう…お見舞いはいいから気にしなくていいって…
逆に兄さんたちに…潤のこと心配されたよ?」
潤は何も喋らず俯いて聞いていた
翔「だから,もう大丈夫…長瀬君も元気そうだったよ」
抱きしめて髪を撫でてても
潤は俯いたまま何も言わなかった
しばらくそうしていたけど
潤の躰が冷えていく気がして
それに明日も,たしか朝から仕事のはずで…
翔「潤…そろそろ寝ようか…?」
腕の中にいる潤の背中をさすりながら
温めるように抱きしめ直した
しばらく黙っていたけど
潤がおもむろに顔をあげた
潤「…シないの…?」
ぎゅっと縋りつくように
俺の腕にしがみついて
胸に顔を埋めてきた
抱いて楽になるなら…
いくらでも抱くけど…
当然,躰への負担は大きいし…
翔「…でも…疲れてるでしょ?
明日も朝から仕事だし,ゆっくり休もう…?」
髪にキスをしながら囁いても
潤は顔を上げずにそのまま黙って
しがみついていた
明らかに元気がなくて
顔色も悪いけど
無理して笑ってる
いつもは仕事の話になっちゃうのに
今日は一切しない
友達と飲んだ話とか
買い物に行った話とか
そんなことばかりを
ポツポツと俺に話した
心配をかけたくないんだろうけど…
翔「潤…無理しないでいーんだよ?」
後ろから抱きしめても
してないよ…と笑うだけだった
翔「今日…長瀬君とこ行って来たよ」
一応報告しておこうと思って
その名前を出すと,やっぱり強張る
翔「もう…お見舞いはいいから気にしなくていいって…
逆に兄さんたちに…潤のこと心配されたよ?」
潤は何も喋らず俯いて聞いていた
翔「だから,もう大丈夫…長瀬君も元気そうだったよ」
抱きしめて髪を撫でてても
潤は俯いたまま何も言わなかった
しばらくそうしていたけど
潤の躰が冷えていく気がして
それに明日も,たしか朝から仕事のはずで…
翔「潤…そろそろ寝ようか…?」
腕の中にいる潤の背中をさすりながら
温めるように抱きしめ直した
しばらく黙っていたけど
潤がおもむろに顔をあげた
潤「…シないの…?」
ぎゅっと縋りつくように
俺の腕にしがみついて
胸に顔を埋めてきた
抱いて楽になるなら…
いくらでも抱くけど…
当然,躰への負担は大きいし…
翔「…でも…疲れてるでしょ?
明日も朝から仕事だし,ゆっくり休もう…?」
髪にキスをしながら囁いても
潤は顔を上げずにそのまま黙って
しがみついていた