センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第14章 クリスマスローズ
Jun side
顔は見せられないし見られたくない
でも…行かないでほしい…
食べ物なんていらないからここにいてほしい…
そう願いながら
布団を頭から被ったまま起き上がると
望んだようにぎゅっと抱き締めてくれる
翔「…何か食べれる?」
布団の向こうから優しい声が聞こえる
心配してくれてるのが伝わってくる
でも…食欲なんてない
食べる気になんてなれなくて
布団の中で首を振ってみたけど
これじゃ伝わらなくて
潤「…いらない」
涙声がバレないように小さく声を出した
潤「…翔くん……」
きっと俺から何か言うまで
決まったドラマのことには触れないでくれてる
翔「ん?」
最近までの俺なら
大丈夫,と笑顔を作れたのに…
今はそんな余裕どこにもなくて
潤「…頭痛い……」
ポロリと弱音を吐き出して
痛みを和らげるかのように
布団の上から頭を撫でられると
溜め込んだ言葉が勝手に溢れてきた
潤「俺……どうしよう…」
翔くんは何も言わないけど
ここにいるよ,と言うように
布団から顔を出さない俺を
抱き締めていてくれる
どうしたら償える…?
腕…ちゃんと治る…?
俺…あの役…やっていいの…?
冷静に考えればわかることも
今はまともに考えられなくて
ただ思いつくままに
言葉を紡ぎ続けた
顔は見せられないし見られたくない
でも…行かないでほしい…
食べ物なんていらないからここにいてほしい…
そう願いながら
布団を頭から被ったまま起き上がると
望んだようにぎゅっと抱き締めてくれる
翔「…何か食べれる?」
布団の向こうから優しい声が聞こえる
心配してくれてるのが伝わってくる
でも…食欲なんてない
食べる気になんてなれなくて
布団の中で首を振ってみたけど
これじゃ伝わらなくて
潤「…いらない」
涙声がバレないように小さく声を出した
潤「…翔くん……」
きっと俺から何か言うまで
決まったドラマのことには触れないでくれてる
翔「ん?」
最近までの俺なら
大丈夫,と笑顔を作れたのに…
今はそんな余裕どこにもなくて
潤「…頭痛い……」
ポロリと弱音を吐き出して
痛みを和らげるかのように
布団の上から頭を撫でられると
溜め込んだ言葉が勝手に溢れてきた
潤「俺……どうしよう…」
翔くんは何も言わないけど
ここにいるよ,と言うように
布団から顔を出さない俺を
抱き締めていてくれる
どうしたら償える…?
腕…ちゃんと治る…?
俺…あの役…やっていいの…?
冷静に考えればわかることも
今はまともに考えられなくて
ただ思いつくままに
言葉を紡ぎ続けた