センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第14章 クリスマスローズ
Sho side
潤は布団から出てこないけど
頭痛い…という言葉をかわきりに
ポロポロと言葉を漏らした
きっと…自分でも
何がそんなに苦しいのか
わからないくらい
とにかく自分を責めている
どうしたら償える…?
翔「潤のやるべき仕事をちゃんとやること…それが一番だよ」
腕…ちゃんと治る…?
翔「腕はちゃんと治る…長瀬君治り早いんだって太一君が自慢してたよ」
俺…あの役…やっていいの…?
翔「代役とはいえ潤がイイって言ってくれてる人がいるんだよ…それは自信を持っていいし…
気になるならちゃんと長瀬君に言えばいい…そんなことを妬むような先輩じゃないのはわかるだろ?
礼儀さえ欠かなければ大丈夫…」
一つ一つにゆっくり答える…
でも…
きっとそんなわかりきった事を答えてほしいんじゃないだろうな…
俺には,大丈夫だから…と
抱きしめて背中をさすることしかできない
それがすごくもどかしい…
翔「潤…傍にいるから…」
話を聞くことと
抱きしめることしか
俺にはできないけど…
でも…一人じゃないよ…と
それだけは伝えたかった
布団の中で
言葉を繋ぎながら
おそらくいっぱい涙をこぼして
そのまま泣き疲れて潤は眠った
…一人じゃ眠れてないのかな…
布団にくるまったままの潤を
ベッドに寝かせて
その横にもぐりこんだ
寝顔だけど
やっと潤の顔を見ることができて
涙の跡がついた頬に
そっとキスをした
潤は布団から出てこないけど
頭痛い…という言葉をかわきりに
ポロポロと言葉を漏らした
きっと…自分でも
何がそんなに苦しいのか
わからないくらい
とにかく自分を責めている
どうしたら償える…?
翔「潤のやるべき仕事をちゃんとやること…それが一番だよ」
腕…ちゃんと治る…?
翔「腕はちゃんと治る…長瀬君治り早いんだって太一君が自慢してたよ」
俺…あの役…やっていいの…?
翔「代役とはいえ潤がイイって言ってくれてる人がいるんだよ…それは自信を持っていいし…
気になるならちゃんと長瀬君に言えばいい…そんなことを妬むような先輩じゃないのはわかるだろ?
礼儀さえ欠かなければ大丈夫…」
一つ一つにゆっくり答える…
でも…
きっとそんなわかりきった事を答えてほしいんじゃないだろうな…
俺には,大丈夫だから…と
抱きしめて背中をさすることしかできない
それがすごくもどかしい…
翔「潤…傍にいるから…」
話を聞くことと
抱きしめることしか
俺にはできないけど…
でも…一人じゃないよ…と
それだけは伝えたかった
布団の中で
言葉を繋ぎながら
おそらくいっぱい涙をこぼして
そのまま泣き疲れて潤は眠った
…一人じゃ眠れてないのかな…
布団にくるまったままの潤を
ベッドに寝かせて
その横にもぐりこんだ
寝顔だけど
やっと潤の顔を見ることができて
涙の跡がついた頬に
そっとキスをした