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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第14章 クリスマスローズ

Sho side

すぐに潤を抱きしめたかったけど
潤が寒そうにガタガタ震えているから

簡単に熱いシャワーを浴びて自分の躰を温めた

寝室に戻ると
潤は眠れないのか
なんども身動ぎながら
震える躰を丸めていた

躰は火傷しそうなほど熱いのに
寒い…と訴える潤の躰を
熱くしたタオルで拭いて
厚手のバスローブを羽織らせる

潤「翔くん…」

時折小さく俺を呼ぶから
その度に何度もキスを落とした

うちにあった解熱剤を呑ませて
一緒に布団に入る

厚手の布団と潤の発する体温で
布団の中はすごく暑い…

俺は自分のバスローブを解いて
脱ぎ捨て,潤の前もはだけさせて
肌がくっつくように抱きしめた

潤「はぁっ…翔く…ん…」

荒い息を吐く潤が俺の躰に手を回して
胸に熱い顔をすり寄せてくる

翔「傍にいるから…ゆっくり寝な…」

吸いつくような潤の肌に触れて
俺の躰にも熱が溜まってくる

それを逃すようにギュッと抱きしめて
沢山キスを落とした

潤「翔…くん…抱いて…?」

不意に潤が顔をあげて
潤んだ瞳で俺を見上げる

翔「…躰…辛いだろ?今日はやめた方が…」

言いかけた言葉を熱い唇で塞がれた

潤「んっ……はぁっ,翔くん…お願い…」

唇が離れると熱い躰が
さらにぴったりとくっついて熱が絡む

熱のせいで…いつもの数倍の色気を漂わせる潤の姿に

理性と本能がグラグラと揺れる

翔「…辛かったらちゃんと言えよ?」

本能のままめちゃくちゃに抱いてしまわないように…

きちんと理性を繋ぎとめて

熱く火照った躰をギュッと抱きしめて

布団の中で覆いかぶさるように
潤の躰を組み敷いた

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