テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第14章 クリスマスローズ

Sho side

いつもより熱い眼差し
いつもより火照った躰

上気する頬
苦しげな吐息すら
俺の脆い理性を崩そうと刺激する

脆い理性を必死につなぎとめようと
あくまでもゆっくり潤に触れようとするのに

潤はそれを許さない

辛くないか?と気遣えば…
大丈夫だからやめないでと訴える

躰に負担ががからないように
ゆっくりと躰を解せば…

潤「あっ…しょ,くん…ぁ…も,いいからっ…」

力の入らない腕を首に回して腰を揺らす

潤「早く…ちょうだい…お願い…」

潤んだ瞳が俺を貫く
余りにも妖艶なその姿に
ゴクンと生唾をのんだ

頭の中で理性という壁が
ポロポロと崩れ落ちる音がした

翔「…無理ならちゃんと言えよ?」

力の入らない病人相手に
それこそ無理な言葉を投げかけて

自分の欲望をぐったりと横たわる躰に押し付けた

潤「はぁっ,はぁっ…ぁあああっ」

翔「っ…ぁっつ……ぁっ…」

潤のナカはマグマのように熱く絡みつき俺を呑み込んだ

たいして解していないのに
蕩けるように柔らかいその場所は
裏腹にぺったりと俺自身を捕まえて離さない

自分のモノより熱いソコに
熱を放つことも,奥を探ることもできず
動けなかった

潤「っはぁっ…翔,くん…しょ…く…ぁあっ」

動けない俺の代わりに潤の腰が動く
正確には震えて,ナカが揺れる

翔「っ…ぁあっ…潤…っ」

俺の理性は完全に崩壊した

揺れる躰を押さえつけるように抱きしめて

一気に奥まで貫いた

潤「ぁあああっ…っんぁぁあっ」

そのまま煮えたぎるソコを
抉るようにかき回した

ストーリーメニュー

TOPTOPへ