
センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第2章 リナリア
Jun side
躰がふわふわして心地よくて
誰かに髪を撫でられている気がして瞼を開けた
潤「ん……っ,わっ…」
翔「…っ…」
すぐ近くに翔くんの顔があって
翔くんも俺が起きたことに驚いたのか
小さくて息を飲んで
柔らかく触られていた髪から手が離れた
それが少しだけ残念で
でも
翔「おはよ,飯出来たけど…起きれるか?」
その言葉に頷いて
ベットヘッドに背を預ける体勢で座って
あれ?と思う
潤「俺いつ着替えたっけ…」
疑問が呟くように口から零れて
翔「ああ,衣装のままだったから
寝ずらいだろうと思って
汗もかいてたし着替えさせた」
勝手にごめんな,って何でもないコトのように
翔くんは言ってるけど
風邪のせいだけじゃない熱が
顔にたまってくるのがわかる
着替えなんて何度も見られてる
でもそれとこれは全然違うモノで
恥ずかしくて
翔くんの顔がまともに見れない
翔「ごめんな,そんなに嫌だった?」
そんな俺を見て眉を下げて翔くんが言うから
潤「あっ…や,違くて…
なんか,恥ずかしいなって…
あの…ありがと…」
言い訳も浮かばないまま
そのままを口にしてしまった
翔「そっか」
って柔らかく微笑った翔くんは
食え,っておかゆの入った器を渡してくれて
薬取ってくる,って慌てたように
寝室を出て行った
躰がふわふわして心地よくて
誰かに髪を撫でられている気がして瞼を開けた
潤「ん……っ,わっ…」
翔「…っ…」
すぐ近くに翔くんの顔があって
翔くんも俺が起きたことに驚いたのか
小さくて息を飲んで
柔らかく触られていた髪から手が離れた
それが少しだけ残念で
でも
翔「おはよ,飯出来たけど…起きれるか?」
その言葉に頷いて
ベットヘッドに背を預ける体勢で座って
あれ?と思う
潤「俺いつ着替えたっけ…」
疑問が呟くように口から零れて
翔「ああ,衣装のままだったから
寝ずらいだろうと思って
汗もかいてたし着替えさせた」
勝手にごめんな,って何でもないコトのように
翔くんは言ってるけど
風邪のせいだけじゃない熱が
顔にたまってくるのがわかる
着替えなんて何度も見られてる
でもそれとこれは全然違うモノで
恥ずかしくて
翔くんの顔がまともに見れない
翔「ごめんな,そんなに嫌だった?」
そんな俺を見て眉を下げて翔くんが言うから
潤「あっ…や,違くて…
なんか,恥ずかしいなって…
あの…ありがと…」
言い訳も浮かばないまま
そのままを口にしてしまった
翔「そっか」
って柔らかく微笑った翔くんは
食え,っておかゆの入った器を渡してくれて
薬取ってくる,って慌てたように
寝室を出て行った
