
センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第2章 リナリア
Sho side
リビングに戻ってふぅ…と息を吐いた
あのままあそこにいたら
潤を抱きしめてしまいそうで
おかゆを押し付けて逃げた
認めてしまったこの想いは
どんどん膨らんでいく
好きで
傍にいたくて…
触りたくて…
でも…気づかれちゃいけない…
周りにも
当然,潤にも…
もし気づかれてしまったら
一緒にはいられなくなるから
傍にいられるだけで良いんだ
気持ちを落ち着かせながら
さっきおかゆを作ったキッチンが
悲惨な状況になっていることを思い出して片づけを始めた
インスタントのおかゆも作れないって…
俺やばいよなぁ…
片づけにすら悪戦苦闘していると
潤がおかゆを入れたどんぶりを手にキッチンに来た
潤「翔くん?…え…コレは…」
片づける前より散らかってるような気さえするその光景を見て潤はポカンとしている
翔「や,ごめん…ちゃんと片づけるから!食べれたならちゃんと薬飲んで寝とけよ!」
急いで器を受け取って流しに置き
潤をキッチンから押し出した
不意に潤の手が俺の手を掴む
潤「…いいよ…片づけなんて後でやるから…」
熱い手が添えられて
そこから熱が広がっていくように
ドクンと脈をうっている
振り返った潤の顔にゆっくりと視線を送ると
吸い込まれるように綺麗な潤んだ瞳が
俺をじっと見つめていた
リビングに戻ってふぅ…と息を吐いた
あのままあそこにいたら
潤を抱きしめてしまいそうで
おかゆを押し付けて逃げた
認めてしまったこの想いは
どんどん膨らんでいく
好きで
傍にいたくて…
触りたくて…
でも…気づかれちゃいけない…
周りにも
当然,潤にも…
もし気づかれてしまったら
一緒にはいられなくなるから
傍にいられるだけで良いんだ
気持ちを落ち着かせながら
さっきおかゆを作ったキッチンが
悲惨な状況になっていることを思い出して片づけを始めた
インスタントのおかゆも作れないって…
俺やばいよなぁ…
片づけにすら悪戦苦闘していると
潤がおかゆを入れたどんぶりを手にキッチンに来た
潤「翔くん?…え…コレは…」
片づける前より散らかってるような気さえするその光景を見て潤はポカンとしている
翔「や,ごめん…ちゃんと片づけるから!食べれたならちゃんと薬飲んで寝とけよ!」
急いで器を受け取って流しに置き
潤をキッチンから押し出した
不意に潤の手が俺の手を掴む
潤「…いいよ…片づけなんて後でやるから…」
熱い手が添えられて
そこから熱が広がっていくように
ドクンと脈をうっている
振り返った潤の顔にゆっくりと視線を送ると
吸い込まれるように綺麗な潤んだ瞳が
俺をじっと見つめていた
