センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第19章 シンビジウム
Sho side
翔「あのね…我儘聞いてくれて…
抱きしめてくれて…料理上手で,何事にも一生懸命で,自分に厳しくて,皆に頼りにされてて,俺のコト運べちゃうくらいカッコいいんだけど
甘え上手で,笑顔が天使みたいな子……見つけた…」
唇が触れるか触れないかの距離のまま
潤に抱きついて額を合わせる
潤「なぁに?それ…」
俺に合わせて潤の口調が優しくなる
なんだかんだ言っても
こうやって受け止めてくれるから
心地よくて…身を委ねてしまう
翔「…俺の理想のタイプ…」
俺の言葉に一瞬瞳が大きく開いて
すぐに細められる
潤「ふっ…それで天使…?」
翔「そぉ…俺の天使…」
結婚なんてできなくていいよ…
ずっと潤が傍にいてくれたら
それでいいんだ…
翔「…ずっと…傍にいてくれる…?」
何年一緒にいても…
むしろ長くなればなるほど
不意に不安になる時がある…
潤「もちろん…翔くんは?」
天使の笑顔がその不安を和らげてくれるけど
翔「ん…絶対離れない…」
それでも…結婚とか彼女とか言われると
どこまでも不安は付きまとう…
またギュッと抱きしめて肩に顔を埋めた
潤「…翔くん…?」
頭を撫でてくれる手が温かくて
なんでか涙がこみ上げてくる
翔「あの記事…違うからね…?」
年明け潤と会う時間も減ってた矢先に
あんなのが出て
でも潤はほとんど何も言わなくて…
信じてくれてるからかもしれないけど
逆に…少し不安になった
でも…潤はいつも通り優しいし可愛いし…
そのまま時間だけが過ぎて…
会えてもわざわざ掘り返したくなくて
何も言えなくなっていた
翔「あのね…我儘聞いてくれて…
抱きしめてくれて…料理上手で,何事にも一生懸命で,自分に厳しくて,皆に頼りにされてて,俺のコト運べちゃうくらいカッコいいんだけど
甘え上手で,笑顔が天使みたいな子……見つけた…」
唇が触れるか触れないかの距離のまま
潤に抱きついて額を合わせる
潤「なぁに?それ…」
俺に合わせて潤の口調が優しくなる
なんだかんだ言っても
こうやって受け止めてくれるから
心地よくて…身を委ねてしまう
翔「…俺の理想のタイプ…」
俺の言葉に一瞬瞳が大きく開いて
すぐに細められる
潤「ふっ…それで天使…?」
翔「そぉ…俺の天使…」
結婚なんてできなくていいよ…
ずっと潤が傍にいてくれたら
それでいいんだ…
翔「…ずっと…傍にいてくれる…?」
何年一緒にいても…
むしろ長くなればなるほど
不意に不安になる時がある…
潤「もちろん…翔くんは?」
天使の笑顔がその不安を和らげてくれるけど
翔「ん…絶対離れない…」
それでも…結婚とか彼女とか言われると
どこまでも不安は付きまとう…
またギュッと抱きしめて肩に顔を埋めた
潤「…翔くん…?」
頭を撫でてくれる手が温かくて
なんでか涙がこみ上げてくる
翔「あの記事…違うからね…?」
年明け潤と会う時間も減ってた矢先に
あんなのが出て
でも潤はほとんど何も言わなくて…
信じてくれてるからかもしれないけど
逆に…少し不安になった
でも…潤はいつも通り優しいし可愛いし…
そのまま時間だけが過ぎて…
会えてもわざわざ掘り返したくなくて
何も言えなくなっていた