センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第19章 シンビジウム
Sho side
あたたかい温もりを感じて
瞳を開けると
目の前に愛おしい寝顔があった
…え?…なんで潤がいるんだ…?
頭がついていかなかった
躰を起こすと
頭に刺すような痛みが走る
翔「…ぃって……」
二日酔いだ…そう理解すると
反響するような痛みに変わる
寝室は…自分の家じゃなくて…潤の家…
えーっと…
俺…こっちに帰ってきたんだっけ?
…どうやって?
考えれば考えるほど
頭痛がガンガンと反響を大きくする
…とりあえず…水…
そう思ってベッドを抜け出し
リビングに向かった
翔「冷たっ…」
ソファの傍に軽い水溜りができていて
傍にミネラルウォーターが出しっぱなしだった
とりあえず、そのミネラルウォーターを飲んで
翔「しょーがねーなー…」
潤が零したのかな?なんて思ってタオルを持ってきて拭いた
昨日の同窓会…
いつ帰ったんだ…俺…
記憶がない…
お金…払った??
友達に確認しようと携帯を探すけど
鞄もみあたらない
あちこち探して
ようやく玄関に転がってるのを発見した
翔「っくたく,なんで置きっぱなしなんだよ」
また,しょーがねーなぁ…と呟いて
潤の荷物も拾い上げて振り向くと
壁に凭れて気怠そうに立ってる潤がいた
潤「翔くんのせいでしょ…」
寝起きだからか…機嫌が悪い…
潤「だいたいさ,ずっと一緒に居てね?とか言っといて…先に布団から出る??」
何やらブツブツ文句を言いながら
リビングへ踵を返した
俺は痛む頭を抱えて
必死に見えない記憶の糸を探った
あたたかい温もりを感じて
瞳を開けると
目の前に愛おしい寝顔があった
…え?…なんで潤がいるんだ…?
頭がついていかなかった
躰を起こすと
頭に刺すような痛みが走る
翔「…ぃって……」
二日酔いだ…そう理解すると
反響するような痛みに変わる
寝室は…自分の家じゃなくて…潤の家…
えーっと…
俺…こっちに帰ってきたんだっけ?
…どうやって?
考えれば考えるほど
頭痛がガンガンと反響を大きくする
…とりあえず…水…
そう思ってベッドを抜け出し
リビングに向かった
翔「冷たっ…」
ソファの傍に軽い水溜りができていて
傍にミネラルウォーターが出しっぱなしだった
とりあえず、そのミネラルウォーターを飲んで
翔「しょーがねーなー…」
潤が零したのかな?なんて思ってタオルを持ってきて拭いた
昨日の同窓会…
いつ帰ったんだ…俺…
記憶がない…
お金…払った??
友達に確認しようと携帯を探すけど
鞄もみあたらない
あちこち探して
ようやく玄関に転がってるのを発見した
翔「っくたく,なんで置きっぱなしなんだよ」
また,しょーがねーなぁ…と呟いて
潤の荷物も拾い上げて振り向くと
壁に凭れて気怠そうに立ってる潤がいた
潤「翔くんのせいでしょ…」
寝起きだからか…機嫌が悪い…
潤「だいたいさ,ずっと一緒に居てね?とか言っといて…先に布団から出る??」
何やらブツブツ文句を言いながら
リビングへ踵を返した
俺は痛む頭を抱えて
必死に見えない記憶の糸を探った