センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第3章 コチョウラン
Jun side
気分を落ち着けたくて楽屋を出て
なんとなく曲がった廊下の角
不自然に隠れてる…?翔くんを見つけた
潤「翔くん?何してんのこんなとこで」
特に意味なんてなくて
ただ聞いただけのその言葉に
明らかに翔くんは動揺を見せて
翔「いや…あの…考え事……?」
どう見ても嘘としか思えない理由を言う
俺が翔くんを見ても
翔くんは俺を見てくれない
最近ずっと翔くんは俺と話してても
視線を合わせて話してくれるコトがなくて
でも他のメンバーとは目を見て話してる
避けられてるのか
何か怒っているのか
それすらもわからなくて不安だけが
どんどん膨らんでいく
翔「…じゃあ俺戻るわ,お疲れ様」
そう言って俺から逃げるように
背を向けて歩き出した翔くんの腕を掴んだ
翔「…どうした?」
潤「…相談があるの」
不安を払拭したくて
風邪をひいたあの日の
あの時間がもう1度欲しくて
咄嗟にそう言っていた
翔「今?」
潤「ゆっくり聞いて欲しいから…
俺,ご飯作るからうちでもいい…?」
相談なんてない
でも翔くんと2人でいたい
俺だけに笑って欲しい
相談,と言えばきっと優しい翔くんは
聞いてくれるはず…
少し悩むような顔をした翔くんは
翔「…わかった,いいよ」
この後の打ち合わせ終わったら行く,と言ってくれて
歩き始めたその背中に
嘘ついてごめんなさい…と謝った
気分を落ち着けたくて楽屋を出て
なんとなく曲がった廊下の角
不自然に隠れてる…?翔くんを見つけた
潤「翔くん?何してんのこんなとこで」
特に意味なんてなくて
ただ聞いただけのその言葉に
明らかに翔くんは動揺を見せて
翔「いや…あの…考え事……?」
どう見ても嘘としか思えない理由を言う
俺が翔くんを見ても
翔くんは俺を見てくれない
最近ずっと翔くんは俺と話してても
視線を合わせて話してくれるコトがなくて
でも他のメンバーとは目を見て話してる
避けられてるのか
何か怒っているのか
それすらもわからなくて不安だけが
どんどん膨らんでいく
翔「…じゃあ俺戻るわ,お疲れ様」
そう言って俺から逃げるように
背を向けて歩き出した翔くんの腕を掴んだ
翔「…どうした?」
潤「…相談があるの」
不安を払拭したくて
風邪をひいたあの日の
あの時間がもう1度欲しくて
咄嗟にそう言っていた
翔「今?」
潤「ゆっくり聞いて欲しいから…
俺,ご飯作るからうちでもいい…?」
相談なんてない
でも翔くんと2人でいたい
俺だけに笑って欲しい
相談,と言えばきっと優しい翔くんは
聞いてくれるはず…
少し悩むような顔をした翔くんは
翔「…わかった,いいよ」
この後の打ち合わせ終わったら行く,と言ってくれて
歩き始めたその背中に
嘘ついてごめんなさい…と謝った