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Jun side

びっくりしてくれるかなって
期待はしてたけど

予想以上の驚きよう
…というか怖がりように俺が焦る

潤「ちょっ…え!?翔くんっ,大丈夫??」

廊下に蹲る翔くんを
これ以上びっくりさせないように
優しく抱き締める

ゆっくり顔をあげて

翔「え…潤…?」

呟くような声を出す翔くんに

潤「びっくりさせてごめんね?」

手を差し出すと
震える手で掴まって立ち上がってくれたから

そのまま2人でリビングに入る


ソファに座った翔くんに
準備していた暖かいコーヒーを渡して

俺も翔くんの隣に座って

潤「落ち着いた?」

顔を覗き込むと

翔「まじでびびった…
まだ心臓バクバク言ってるわ…」

目尻に涙を浮かべたまま笑ってる

その涙を拭ってあげて

潤「サプライズ,やりたくてさ
…でもやりすぎちゃった」

ごめんね,と謝れば

翔「クラッカーはビビるから!」

って言いつつも

翔「来てくれてありがとう」

って抱き締めてくれる

その温かい腕の中に身を委ねて

ぎゅっと背中に腕を回して

潤「誕生日おめでとう」

って見上げた翔くんの唇に
柔らかいキスをした