センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第31章 ユウガオ
Jun side
翔「必要以上に…他の奴に触るなよ…潤は俺のなんだから…」
口調は強いのに
瞳を揺らして言う翔くんを
潤「うん…俺は翔くんのものだよ…」
そう言ってぎゅっと腕の中に引き寄せると
翔「…ごめん…こんなの困るよな…」
身を引こうとするから
背中に回した腕にしっかり力をいれて抱き締める
潤「言ってくれてありがとう…」
俺らの仕事はこういうことが曖昧だと思う
もちろんドラマでのラブシーンとか
必要だとハッキリ言えるものもあるけど
例えばコンサートでの触れ合いとか
バラエティでのノリでするハグとか…
必要かと言われると必要ではない
でもファンサービスとか番組のことを考えたりすると
不必要なわけでもなくて…
潤「俺はこれからもずっと翔くんしかいらない…」
ゆっくり紡ぐ言葉を翔くんは首に顔を埋めて聞いてくれる
潤「翔くんが隣にいてくれればそれでいい…」
翔「でも…っ」
何かを言おうとして口を噤んだ翔くんの髪を撫でる
潤「どんなに可愛い子に好きだって言われても心変わりなんてしない…約束する…」
浴槽の外にいるからちょっと冷えてきた肩に
浴槽から掬ったお湯をかけて
潤「翔くん以外にも必要最低限しか触らない…触りたいのも触られたいのも翔くんだけだよ…」
どうか不安が少しでも小さくなりますようにと思いながら
掻き分けた髪の間から覗く額にキスを落とした
翔「必要以上に…他の奴に触るなよ…潤は俺のなんだから…」
口調は強いのに
瞳を揺らして言う翔くんを
潤「うん…俺は翔くんのものだよ…」
そう言ってぎゅっと腕の中に引き寄せると
翔「…ごめん…こんなの困るよな…」
身を引こうとするから
背中に回した腕にしっかり力をいれて抱き締める
潤「言ってくれてありがとう…」
俺らの仕事はこういうことが曖昧だと思う
もちろんドラマでのラブシーンとか
必要だとハッキリ言えるものもあるけど
例えばコンサートでの触れ合いとか
バラエティでのノリでするハグとか…
必要かと言われると必要ではない
でもファンサービスとか番組のことを考えたりすると
不必要なわけでもなくて…
潤「俺はこれからもずっと翔くんしかいらない…」
ゆっくり紡ぐ言葉を翔くんは首に顔を埋めて聞いてくれる
潤「翔くんが隣にいてくれればそれでいい…」
翔「でも…っ」
何かを言おうとして口を噤んだ翔くんの髪を撫でる
潤「どんなに可愛い子に好きだって言われても心変わりなんてしない…約束する…」
浴槽の外にいるからちょっと冷えてきた肩に
浴槽から掬ったお湯をかけて
潤「翔くん以外にも必要最低限しか触らない…触りたいのも触られたいのも翔くんだけだよ…」
どうか不安が少しでも小さくなりますようにと思いながら
掻き分けた髪の間から覗く額にキスを落とした