センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第33章 フクジュソウ
Sho side
熱を吐き出して
抱きしめあいながら
呼吸を整える
露天風呂は,雪が全てを吸収していくように
シンと静かな空間で
そこに俺達の熱い呼吸だけが残った
翔「はぁ…もっと…潤を味わっていい?」
手に絡んだ白濁を洗い流して
少し冷えた潤の躰をまた湯船へ沈めた
翔「ちょっと待ってて?」
部屋に戻り,夜…晩酌用に…と買った
日本酒の小さなビンを持って露天風呂に戻った
木桶にソレを置いて
小さなお猪口も1つ並べた
潤「あっ…いいね,雪見酒?」
木桶を湯船に浮かべて自分もお湯の中に滑り込んだ
翔「桶に浮かべると,雰囲気でるよな」
潤の躰を傍に置きながら
雪を眺めて温泉でお酒を啜るお正月…
翔「2016年…幸せ過ぎるわ…」
潤を抱き寄せて思わず呟くと
ふふっと吐息が耳を擽る
潤「まだ元旦だよ?…まだまだこれからでしょ?」
そう言ってキラキラ輝くような笑顔を見せてくる
はき出したはずの熱が
また躰を駆けめぐっていくのを感じた
白い雪の中
白いお湯に浮かぶ
潤の白い肌
飲もうと思ってお猪口に注いだ日本酒を
浮き出た鎖骨の窪みに
そっと流し込んでみる
潤「あっ…冷た…」
ピクンと躰が揺れたせいで
ツーッと躰を垂れる透明の滴
ソレを舐め取るように舌を這わせて
最後に鎖骨の中を啜った
潤「ぁ,んんっ…ズルイっ…俺も飲む…」
身を捩りながらも
潤の瞳にもまた熱が戻った
翔「いーよ…あげる…」
でも,ここでじゃなくて…ベッドでね…?
軽く躰を流してバスローブを羽織り
手をつないで部屋に戻った
熱を吐き出して
抱きしめあいながら
呼吸を整える
露天風呂は,雪が全てを吸収していくように
シンと静かな空間で
そこに俺達の熱い呼吸だけが残った
翔「はぁ…もっと…潤を味わっていい?」
手に絡んだ白濁を洗い流して
少し冷えた潤の躰をまた湯船へ沈めた
翔「ちょっと待ってて?」
部屋に戻り,夜…晩酌用に…と買った
日本酒の小さなビンを持って露天風呂に戻った
木桶にソレを置いて
小さなお猪口も1つ並べた
潤「あっ…いいね,雪見酒?」
木桶を湯船に浮かべて自分もお湯の中に滑り込んだ
翔「桶に浮かべると,雰囲気でるよな」
潤の躰を傍に置きながら
雪を眺めて温泉でお酒を啜るお正月…
翔「2016年…幸せ過ぎるわ…」
潤を抱き寄せて思わず呟くと
ふふっと吐息が耳を擽る
潤「まだ元旦だよ?…まだまだこれからでしょ?」
そう言ってキラキラ輝くような笑顔を見せてくる
はき出したはずの熱が
また躰を駆けめぐっていくのを感じた
白い雪の中
白いお湯に浮かぶ
潤の白い肌
飲もうと思ってお猪口に注いだ日本酒を
浮き出た鎖骨の窪みに
そっと流し込んでみる
潤「あっ…冷た…」
ピクンと躰が揺れたせいで
ツーッと躰を垂れる透明の滴
ソレを舐め取るように舌を這わせて
最後に鎖骨の中を啜った
潤「ぁ,んんっ…ズルイっ…俺も飲む…」
身を捩りながらも
潤の瞳にもまた熱が戻った
翔「いーよ…あげる…」
でも,ここでじゃなくて…ベッドでね…?
軽く躰を流してバスローブを羽織り
手をつないで部屋に戻った