センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第34章 ランドスケープアゲート
Satoshi side
キッチンに入ると
後ろからかずも入ってくる
智「躰辛いだろ?休んでていいよ?」
和「手伝う…」
そう言ってキッチンに凭れてて
俺が野菜を切るのを眺めてる
怠いくせにリビングにいるのは淋しいんだろうな…
なんて緩みそうになる頬を堪えて
智「コレ湯通しして?」
シラタキを手渡した
わからなかったかずの気持ちがわかって
お互いの想いが通じ合うと
些細なことも
…今みたいに淋しいんだろうなとか…
わかるようになって
今年もそうやってもっと
かずを知っていきたいな,なんて思う
切った野菜と肉と卵を運んで
コタツの上にカセットコンロを置いて
すき焼きを作る
出来上がりを待ちながら
喉が乾いたからビールを開けて
「「乾杯」」
缶をぶつける音が小さく響いた
智「あけましておめでとう」
和「あけましておめでとう」
改めて新年の挨拶もして
智「今年も傍にいてね」
俺達の間にある鍋に気をつけながら
コタツに片手をついて身を乗り出して
和「んっ…ふ…」
かずの顎を指先で掬って唇を重ねた
智「かず,愛してるよ」
そう言って離れると
和「…俺も,愛してる…」
視線をそらして顔を赤くして言うかずが可愛くて
それを見ながらビールを喉に流し込んだ
キッチンに入ると
後ろからかずも入ってくる
智「躰辛いだろ?休んでていいよ?」
和「手伝う…」
そう言ってキッチンに凭れてて
俺が野菜を切るのを眺めてる
怠いくせにリビングにいるのは淋しいんだろうな…
なんて緩みそうになる頬を堪えて
智「コレ湯通しして?」
シラタキを手渡した
わからなかったかずの気持ちがわかって
お互いの想いが通じ合うと
些細なことも
…今みたいに淋しいんだろうなとか…
わかるようになって
今年もそうやってもっと
かずを知っていきたいな,なんて思う
切った野菜と肉と卵を運んで
コタツの上にカセットコンロを置いて
すき焼きを作る
出来上がりを待ちながら
喉が乾いたからビールを開けて
「「乾杯」」
缶をぶつける音が小さく響いた
智「あけましておめでとう」
和「あけましておめでとう」
改めて新年の挨拶もして
智「今年も傍にいてね」
俺達の間にある鍋に気をつけながら
コタツに片手をついて身を乗り出して
和「んっ…ふ…」
かずの顎を指先で掬って唇を重ねた
智「かず,愛してるよ」
そう言って離れると
和「…俺も,愛してる…」
視線をそらして顔を赤くして言うかずが可愛くて
それを見ながらビールを喉に流し込んだ