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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第36章 サボテン

Jun side

俺は何にも悪くないよ
俺が反応してしまったのは翔くんに触られる快感を覚えていたからだよ

そう言いながら
無意識に離れようとしてしまう躰を
引き寄せてくれる

不意にさっきまで触られていた胸の飾りを
きゅっと優しく指先で摘まれて

潤「んぁ…っ…」

躰が揺れて声が漏れた

翔「気持ちいい…?」

頬を伝う涙を拭ってくれて問いかけられる

触れられた場所から伝わってきたのは
確かに甘い感覚で…

頷いて答えると

翔「俺を覚えててくれてありがとう…」

目にかかる前髪を掻き分けてくれて
額に唇が触れた

潤「翔くんに触られるのは…すき…だよっ…」

愛されてるって思えるから…
俺に合わせて進んでくれるから…
一緒に気持ちよくなりたいから…

涙で歪む視界で見上げると

翔「俺も潤に触られると気持ちいいよ…」

俺の手をとって
翔くんの中心に導かれた

ゆっくり触れたそこは少し大きくなっていて…

翔「俺も…触っていい…?」

俺でいっぱいになって…?

そう言ってくれるから…
手の中の翔くんがどんどん膨らんで
俺でいっぱいになっていくのがわかるから…

潤「ん…触って…?」

俺には翔くんだけだから…
早く怖かった記憶を忘れたくて

翔くんと視線を絡めた

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