センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第36章 サボテン
Jun side
周りが見えてない様子の翔くんは
萩原さんに拳を振り上げる
それを後ろから抱き締めて抑えるのに…
どれだけ力を込めても抑えきれなくて…
潤「だめだよっ…翔くん,仕事できなくなる…」
大事にしている仕事を出しても
聞こえていないみたいで…
俺がもっと鍛えてたら…
萩原さんに抑えつけられたとき以上に悔しい…
でもここまでして俺を守ってくれる翔くんを
俺もちゃんと守らなきゃ…
潤「やめてっ…俺は翔くんに好きな仕事して欲しいっ」
どうか届いて…と思いながら
翔くんの握った拳を包むように止めると
ぐっと唇を噛んだ翔くんの腕が下ろされた
安心して息を吐き出すと同時に
躰から力が抜けて床に座り込みそうになる
翔「潤っ…」
それを支えてくれて近くの椅子に座らせてくれる
肌蹴たシャツの上から
翔くんの着ていたパーカーを肩にかけてくれて…
翔「早く出て行けよ」
翔くんの低い声が響いた
チッと舌打ちをして
「仕事できなくなるぞ?」
萩原さんが荒々しく楽屋を出ていって
翔「ごめんっ…潤…ごめん…っ」
キツく翔くんに抱き締められた
潤「んーんっ…ごめんね翔くんっ…来てくれてありがとう…っ」
俺の肩も翔くんの肩も濡れていく
そのまま落ち着くまでしばらく
翔くんは抱き締めていてくれた
周りが見えてない様子の翔くんは
萩原さんに拳を振り上げる
それを後ろから抱き締めて抑えるのに…
どれだけ力を込めても抑えきれなくて…
潤「だめだよっ…翔くん,仕事できなくなる…」
大事にしている仕事を出しても
聞こえていないみたいで…
俺がもっと鍛えてたら…
萩原さんに抑えつけられたとき以上に悔しい…
でもここまでして俺を守ってくれる翔くんを
俺もちゃんと守らなきゃ…
潤「やめてっ…俺は翔くんに好きな仕事して欲しいっ」
どうか届いて…と思いながら
翔くんの握った拳を包むように止めると
ぐっと唇を噛んだ翔くんの腕が下ろされた
安心して息を吐き出すと同時に
躰から力が抜けて床に座り込みそうになる
翔「潤っ…」
それを支えてくれて近くの椅子に座らせてくれる
肌蹴たシャツの上から
翔くんの着ていたパーカーを肩にかけてくれて…
翔「早く出て行けよ」
翔くんの低い声が響いた
チッと舌打ちをして
「仕事できなくなるぞ?」
萩原さんが荒々しく楽屋を出ていって
翔「ごめんっ…潤…ごめん…っ」
キツく翔くんに抱き締められた
潤「んーんっ…ごめんね翔くんっ…来てくれてありがとう…っ」
俺の肩も翔くんの肩も濡れていく
そのまま落ち着くまでしばらく
翔くんは抱き締めていてくれた