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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第38章 ルピナス

Sho side

寝室に入ってオレンジ色の間接照明だけをつけて

二人でベッドに座った

翔「じゅん…ちゅーして…」

腕をきゅっと握って顔を上げて瞼を閉じた

頬が温かい手に包まれて
直後に唇に柔らかい感触が落ちる

翔「ん…ん,ふぁ…んっ…」

その感触を堪能するように
唇を動かし,舌を絡めていく

翔「んっ…舌,ちょーだい…」

舌で唇をつんつんと叩いて催促すると

求めた通り舌が出された

その甘い舌を絡めて
引き込み強く吸いながら
躰を潤に預けるように倒していく

潤「ん…ぁ,ん…しょ…っんん」

いきなり体重をかけたから
支えきれずに

潤が俺を抱えるようにベッドに倒れ込んだ

それでも俺は唇を離さない

離したくない…

翔「ん…はぁ…んっ,んっ…じゅ,ん…はぁ…好き…」

少し離れた隙間で囁きながら
でも,もっともっと…欲しい…傍にいたい…

唇を塞いだまま
潤のバスローブの肩を外して
綺麗な肌に手を滑らせた

潤「んんっ…んっ,は,んん…んぅ…っ」

潤の躰が揺れて
俺の腕をぎゅっと掴んだ

潤「んっ…ふぁっ,はーっ…しょ…苦し…はぁっ…ぁあっ」

少し首を振って俺の唇から逃れて
ようやく吸えた酸素を肩でめいっぱい吸い込んでいる

酸素を取り入れるためとはいえ
顔を背けられたことが寂しくて

目の前にある耳を食んだ

潤「んぁ…ぁぁっ…ぁ,んぁあっ…」

潤の躰がびくびくと跳ねるのを
上に乗る自分の躰で抑えて
丹念に貪った

潤「ぁ…んんっ…翔…もうやめて…」

潤が身を捩って逃れようとするけど

だって…

翔「ヤダ…離したくない…」

耳に舌をあてたまま囁いて
潤の躰がふるっと震えた瞬間
耳朶を甘噛みした

潤「んぁぁっ…やっ…翔…?俺にも…やらせて…」

また,強く肩を掴まれて
潤んだ瞳が俺を見上げた

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