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「泣いてんの？泣かんといて…虐めたくなるから。歯止め効かんくなる」

涙が止まらない俺を優しく抱きしめる。

「でもこんなに勃起してる。俺に見られて興奮してんの？泣きながら震えながら、気持ちよかったん？ほんとはこういうプレイ嫌いちゃうんちゃう？」

実の的を射た言葉に何も言えなくなってしまう。

今まであんなに普通のエッチしかしてこなかったのに。お互い殻に閉じこもり過ぎたかな…。


「嫌いちゃうかも…。むしろ好きかもしらん」

見られながらお漏らしをした時の快感は想像を超えていた。
俺が泣いてるのを見て、どうにか理性を保とうと必死になっている実を見てゾクゾクしてしまった。
虐められたいのかもしれない。


「そんなこと言うたら俺手加減できひんくなるやん。今更嫌やとか言わんといてな…」

実が俺をベッドに寝かせる。
影になってよくわからなかったけど、すごく悲しそうな顔をしているような気がした。