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過激BL短編集

第12章 たこ焼き〜外はさくさく中はとろとろ〜

「俺にいじめられたい?」
「うん」
「後悔せん?」
「大丈夫」
「大好き」

目隠しをされるとこんなにも怖いのか。
どこに触れられるかわからないから全身が敏感になる。

少し足を広げて正座をする。
飼われてるみたいで、すごくエロい気分になる。

元々俺はMっ気あるからなぁ。多分。

首筋を実が舐める。

「んんっ…あっ…」
「声出すな。我慢しろ」

いつもと声が違う。スイッチが入ったみたいな、低くて怖い感じの。

「返事は?」
「…うん」
「じゃなくて、はいやろ?」
「はい…」

実の威圧感に圧倒される。
そういえば舞台俳優目指しとったからなぁ。

「おい、声出てんで?」

背中や内腿を撫でられたり首筋を舐められたり、そりゃ声も出てしまう。

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