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過激BL短編集

第12章 たこ焼き〜外はさくさく中はとろとろ〜

「触って欲しい?どこを?」
「えっ……」

言葉責めってやつ…?
人生初の。どうすればいいかわからなくて、あたふたしてしまう。

「ね、ちゃんと言ってくれへんとわからん」

耳元でまた囁かれたと思うと、次は耳を舐められた。
「はぁぁっ…んん…おちん…ちん…さわって…欲しい」
「声小さい」
「おちんちん触って…」

口に出すのってこんなに恥ずかしいんだ。

「よく言えました、恥ずかしい?」
 
ゆっくりしごかれる。いつものように。
人はいつもと違うみたいなのに、手はいつもの実で不思議な気分になる。

「はずかしっ…めっちゃ…ぁっ…んん」

「今日は2人でいっぱい恥ずかしくなろ?俺もめっちゃ恥ずかしいねんで」

ぼーっとした頭では言葉の意味がいまいちわからなかった。
もう声を聞くだけで気持ちよくなってしまうのかも。

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