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過激BL短編集

第13章 王子様はキャラ作りが大変なの(´;ω;`)

「俺が癒やしてやるから〜」

俺とは違って元気で明るい弟。きっとこいつが先に生まれていたら自然と支持を集めただろう。
4つ下だから20歳なのに、18歳くらいに見える。
弟は母親に似て童顔だ。

弟が抱きついてきてソファに俺を押し倒す。

「なにしてんのっ…類…」
「3日ぶり。溜まってんじゃないの?」
「そうだ!お前どこいってたんだよ!」
「視察だよ視察〜。寂しかった?」
「当たり前だろ馬鹿」

これが巷で言う床ドン…。ってやつか。。。
顔が近い。

「何顔赤くしてんの?クールな王子様ぁ」
「近い、離れてよ」
「裏では弟にオナニーのお手伝いさせてる王子様って問題じゃない?」
「バレなければいいんだよ、俺のこのキャラもさ」

バレないように上手くやっている。国王である父上にさえ、アレが素だと思わせている。
もちろん周りの執事や宰相なども。

「みんなあんな可愛い顔で喘ぐの知ったらどうなるかなぁ」

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