過激BL短編集
第13章 王子様はキャラ作りが大変なの(´;ω;`)
「そんな大声で言うなよ!」
「いやいや、聞こえないよ。盗聴器が仕掛けられてたら別かな?どこかのクズ公爵さんとかー?」
クズ公爵ねぇ。
俺のことが気に食わなくて嫌がらせをしたりしてくるあいつ。
盗聴器か。
「冗談だよ!!俺がこの部屋掃除してるんだから、盗聴器くらい見つけたら外すし、付いてたこともないよ?」
「はあー、ヒヤヒヤするだろ」
「お兄ちゃんかわいい〜!」
類が俺の頬を撫でる。
俺が照れて何も言えなくなっていると、コンコンおドアがノックされた。
「誰だ」
起き上がり声色を変える。目つきも、姿勢も。
「斗亜王子。国王様から二冊の本を渡されまして。すぐに渡すようにと」
父親からか。
ドアを開けて本を受け取る。
「ありがとう」
目を細めて微笑む。意識をしながら。
「いやいや、聞こえないよ。盗聴器が仕掛けられてたら別かな?どこかのクズ公爵さんとかー?」
クズ公爵ねぇ。
俺のことが気に食わなくて嫌がらせをしたりしてくるあいつ。
盗聴器か。
「冗談だよ!!俺がこの部屋掃除してるんだから、盗聴器くらい見つけたら外すし、付いてたこともないよ?」
「はあー、ヒヤヒヤするだろ」
「お兄ちゃんかわいい〜!」
類が俺の頬を撫でる。
俺が照れて何も言えなくなっていると、コンコンおドアがノックされた。
「誰だ」
起き上がり声色を変える。目つきも、姿勢も。
「斗亜王子。国王様から二冊の本を渡されまして。すぐに渡すようにと」
父親からか。
ドアを開けて本を受け取る。
「ありがとう」
目を細めて微笑む。意識をしながら。