過激BL短編集
第16章 甘えたい彼氏
「ほんとは知ってたよ。悠太がずっとエッチなことしたかったの。期待してたんでしょ。最初は俺にあわせて無理矢理会う度にエッチしてたけど、今じゃ自分からしたいって言うようになったもん。なのに3日連続でエッチしなかったから溜まってたの、見たらわかるよ」
「別にそういうわけじゃない」
図星だったようで見事に目が狼狽えている。かわいい。
「起き上がって」
悠太を全裸にして対面座位のように俺の上に跨らせる。
悠太が恥ずかしそうに俺に抱きついてくるとか本当にかわいい。
いつもクールぶってよそよそしくしてるのに、こういう時だけデレるの本当に反則。
「しゅんた…好き」
掠れた今にも消えそうな小さな声で悠太が言う。