過激BL短編集
第16章 甘えたい彼氏
「今日…いつもより…気持ちい…やぁっ…」
Tシャツの首元ががよれそうなほどギュッと引っ張られる。
「こんなドロドロに濡らして、そんなに俺に触られたかったの?」
悠太が自分で解しながら、だらしなく口を半開きにして可愛く喘いでいる。
「うん…ずっと……考えてたぁ…手…好きぃ…しゅんたぁっ…ちゅ…して…」
俺の上に跨るから、もちろん俺より悠太が高い位置にいることになる。
悠太が俺を見下ろして、キスをしようとしている。
サラサラで綺麗な黒髪が月明かりを反射して光る。あまりの美しさになんとも言えない。
受けが積極的なこの感じすごいそそられる…。
俺は身を任せて、手だけを動かした。