テキストサイズ

過激BL短編集

第7章 淫語♡H♡

「あの…もしもし?」
『はーい?どした??ちゃんと家着いた?』
低くてかっこいい声が頭に響く。

「えっと、さっき家に着いたんですけど鞄漁ったら彩人さんの黒いケースが入ってて…」

『あーっ、明後日のスタジオ練習で使うんだよな…』

困った声が聞こえる。
「ほんと…すいません。。」
『いやいいよ!!!謝んなって!
 スタジオでも借りれるし、メンバーにも借りれるし、心配すんな?』

その後も『後日でいい』の一点張りで話が進まなかった。
今回は僕が折れて、申し訳ないが次に会うときに返すことになった。

「すいませんでした、おやすみなさい」

『いいってば!ゆっくり寝ろよ!!』

僕らは電話を切った。
僕はその後すぐに寝てしまって、起きた頃には6時だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ