痴漢
第2章 2
カーテン、ドアを閉められ電気の明かりがはっきりした。
「それじゃあ、ソファーじゃ、辛いだろうから そこのベッドに横になって」
「はい」
戸惑いながらも三つある内の真ん中のベッドに横になり。
「ん、じゃ ワイシャツのボタン外して」
「……、えっ?」
聞き間違いだろうか。
今、ワイシャツのボタンをって………
「あ、聞こえなかった?
ワイシャツのボタン。外して待っててくれる」
「えっ、と……」
「ああ、大丈夫大丈夫、襲わないから。
保健室は鍵閉まってるから誰も出入りしないし。
それにカーテンも閉めてるし、ね」
そういう意味じゃ……、
今は夏だからキャミソールも着てなくて、ワイシャツのボタン外したらブラジャーが見られるし、胸も……。