
にじいろ。
第10章 悪魔なアイツ。
雅紀「なぁー、かず、待ってよ! 待ってって!」
ファミレスからの帰り道
かずは一人でどんどん歩いて
俺の言葉に耳を傾けようとしない
雅紀「かずぅー…」
もう、俺、泣きそう。
家の玄関に入ったかずを追いかけると
玄関に立っていて
クルッと振り返った
和也「…」
まだ薄ーい目、してる…
雅紀「わぁっ!…なっ!!」
かと思ったら。
俺の手首を掴んでグングン階段を登って行く
雅紀「ちょ…!痛い!痛いって!」
部屋の中まで引き摺られて
最後はベッドに投げ出された
にじり寄る、かず
追い詰められる、俺
雅紀「なんでそんなに怒ってんのさ?」
和也「わかんないんだ?」
雅紀「俺が…」
和也「俺が?」
雅紀「StormのKazに興味示したから…?」
和也「せーかい。」
雅紀「いや、だってそれはさ?かずとあんまり似てたから…」
和也「どーゆー興味よ?」
雅紀「どーゆー、って…」
和也「惚れた?」
雅紀「まさか!んなことある訳ねーだろ!」
そこは全力で否定しないと。
ファミレスからの帰り道
かずは一人でどんどん歩いて
俺の言葉に耳を傾けようとしない
雅紀「かずぅー…」
もう、俺、泣きそう。
家の玄関に入ったかずを追いかけると
玄関に立っていて
クルッと振り返った
和也「…」
まだ薄ーい目、してる…
雅紀「わぁっ!…なっ!!」
かと思ったら。
俺の手首を掴んでグングン階段を登って行く
雅紀「ちょ…!痛い!痛いって!」
部屋の中まで引き摺られて
最後はベッドに投げ出された
にじり寄る、かず
追い詰められる、俺
雅紀「なんでそんなに怒ってんのさ?」
和也「わかんないんだ?」
雅紀「俺が…」
和也「俺が?」
雅紀「StormのKazに興味示したから…?」
和也「せーかい。」
雅紀「いや、だってそれはさ?かずとあんまり似てたから…」
和也「どーゆー興味よ?」
雅紀「どーゆー、って…」
和也「惚れた?」
雅紀「まさか!んなことある訳ねーだろ!」
そこは全力で否定しないと。
