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にじいろ。

第10章 悪魔なアイツ。

〜 和也Side 〜



いつものまーくんじゃない
だけど
乱暴に抱かれてるわけでもない

俺に何かを解らせようとしてる…?



あなたが
『見て』
『目を逸らさないで』
って言う時は決まって…

そう
『愛されてる実感』を
俺に感じさせようとしてる時。


俺の不安を払拭させる為に…?
わざとしてるの…?


俺の為に
俺なんかの嫉妬の為に
慣れないことしちゃってさ…




和也「まーくんのバカ…」

雅紀「ふふっ。酷い言われよう(笑)」



まーくんの首に手を回し
つま先を立てて フーッと息を吐いて
ゆっくり腰を下ろせば
俺の身体がまーくんを飲み込んで行った


和也「…ッッ……ハァ… 深…いょ…… 」

雅紀「…くっ…締めすぎ…っ…も少し力抜いて…」


暴発しそうな俺のソレをピストンしながら
まーくんが腰を打つから


和也「ぁ、ぁ、やっ…すぐイッちゃ…から……んんぁっ…!」



ベッドのスプリングが軋んで
2つの影が揺れた


和也「も…イク…!あ、あ、あ…雅紀…!」

まーくんの指に
俺の指を絡めて
ギュッと握った

雅紀「ぁっ……ね、一緒に…イこう…?
かず…キスして…」


呼吸することも許されないほどに
舌を絡ませて深い深いキスをしながら

和也「ん、ん、んっっ…ぁぁ…!!!」


同時に欲望の熱を吐き出した

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