にじいろ。
第12章 慟哭。
潤「飲み物買ってくるよ」
和也「ほら、何やってんの!まーくんも行くよ!」
雅紀「え?あっ、ちょっと!」
和也「いいから来いっ!」
三人が気を利かせてくれたのか
病室を出て行った
智「翔くん。こっち向いて?」
翔くんのクリッとした綺麗な瞳から
次々と涙が溢れて
俺よりも大きいはずの翔くんが
とてもとても小さく、脆く感じて。
智「ホントに申し訳な…」
翔「足は…?大丈夫なの?痛くない?」
泣かせたのに
まだ心配して。
智「大丈夫だよ。明後日退院だし」
翔「ホントに…?良かった…」
智「また泣くー」
親指で涙を拭って
頬を包んだ
智「目ぇ腫れちゃうよ?イイ男が台無し」
翔「智くんのせいだからね…!」
智「それは…ごめんなさい…」
シュンとした俺に
『嘘だよ、怒ってないよ』って
翔くんが微笑んだ
和也「ほら、何やってんの!まーくんも行くよ!」
雅紀「え?あっ、ちょっと!」
和也「いいから来いっ!」
三人が気を利かせてくれたのか
病室を出て行った
智「翔くん。こっち向いて?」
翔くんのクリッとした綺麗な瞳から
次々と涙が溢れて
俺よりも大きいはずの翔くんが
とてもとても小さく、脆く感じて。
智「ホントに申し訳な…」
翔「足は…?大丈夫なの?痛くない?」
泣かせたのに
まだ心配して。
智「大丈夫だよ。明後日退院だし」
翔「ホントに…?良かった…」
智「また泣くー」
親指で涙を拭って
頬を包んだ
智「目ぇ腫れちゃうよ?イイ男が台無し」
翔「智くんのせいだからね…!」
智「それは…ごめんなさい…」
シュンとした俺に
『嘘だよ、怒ってないよ』って
翔くんが微笑んだ