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かつての俺が
翔くんに憧れていたように
斗真も俺に憧れてくれていて

当時の俺には気付けなかった
その一歩先の感情を
斗真は俺に感じ始めてくれていて
それを言葉にしてくれた

その気持ちが嬉しくて、



潤「斗真」




俺も、お前を。




斗真「潤さ……潤、俺…」




伝えないと。








斗真「潤が…好きだよ」

潤「先に言うなよ…
俺も斗真が好きだよ」



もう一度唇を重ねた


当たり前の流れ作業のように進む
前戯やセックスじゃなくて

『心が欲しい』と欲するのは
いつぶりかな



斗真「…んっ…潤……」


斗真の唇を割って
舌を絡めた


潤「斗真…」




貪るように
斗真の唇を奪って

きつく
きつく抱きしめた