にじいろ。
第2章 動き始めた運命の歯車。
母「それでね、雅紀が来る前に高校をどうするか?って話をしたんだけど…
雅紀の高校に転学したいって
頭の良い子だからもっと偏差値の高い学校の方がいいんじゃない?って言ったんだけどね
雅紀と同じがいいんだって」
母ちゃんがクスッと笑った
かずがうちの学校に?
後輩になるの?
俺と一緒がいいだなんて
嬉しいよ、かず
もう辛い思いなんてしなくてもいいんだよ
俺がいるんだから
今の今まで知らずにいて
何もしてやれなくてゴメンな…
もう安心していいよ
これから俺が
いくらでもお前を守ってやる。
雅紀の高校に転学したいって
頭の良い子だからもっと偏差値の高い学校の方がいいんじゃない?って言ったんだけどね
雅紀と同じがいいんだって」
母ちゃんがクスッと笑った
かずがうちの学校に?
後輩になるの?
俺と一緒がいいだなんて
嬉しいよ、かず
もう辛い思いなんてしなくてもいいんだよ
俺がいるんだから
今の今まで知らずにいて
何もしてやれなくてゴメンな…
もう安心していいよ
これから俺が
いくらでもお前を守ってやる。