にじいろ。
第16章 君の声が聴こえる。
雅紀『しってるよ!かずくんといっしょだったよ!
ふたりでくっついてたんだよねー、かずくん!』
和也『ねー!』
かずが真剣な表情でテープを聞いてる
母『どこでくっついてたの?』
雅紀『おそらのうえだよ!』
和也「空の上…」
母『まーくんとかずくんは、お空の上でくっついてたの?』
和也『そーだよ!それで、まーくんがさきにいっちゃったんだよ!』
母『そうなの?まーくん?』
雅紀『そうだよ!だってね、まるいおうちにかずくんといっしょにはいってたの』
雅紀「まるいおうち、って…」
魂のこと…?
雅紀『うまれるまえからぼくたちは
ずっとずっといっしょだったんだよ!』
ふたりでくっついてたんだよねー、かずくん!』
和也『ねー!』
かずが真剣な表情でテープを聞いてる
母『どこでくっついてたの?』
雅紀『おそらのうえだよ!』
和也「空の上…」
母『まーくんとかずくんは、お空の上でくっついてたの?』
和也『そーだよ!それで、まーくんがさきにいっちゃったんだよ!』
母『そうなの?まーくん?』
雅紀『そうだよ!だってね、まるいおうちにかずくんといっしょにはいってたの』
雅紀「まるいおうち、って…」
魂のこと…?
雅紀『うまれるまえからぼくたちは
ずっとずっといっしょだったんだよ!』