にじいろ。
第18章 カミングアウト。
まさか
『イチャコラしてて壊しちゃいました』
とは言えなくて
雅紀「ふざけてプロレスしてたらね、思いの外、力が入っちゃったってゆーか」
和也「受け身が上手く出来なくて、バキッとね、
…ごめんなさい」
母「しょうがないわねぇ
じゃあ二人共、クリスマスプレゼントはベッドでいいわね?」
俺の…俺の限定スニーカーはお預けか………
母「はい、はい!
二人共座って!ご飯にするからね」
ベッド無いと色々と困るし
背に腹は換えられない
恩に着ます!母ちゃん!!
和也「そうだ、あのカセットテープってどうしたの?」
母「そうそう!あれね、納戸で捜し物してたら見つかったのよ
聴いた?」
雅紀「聴いた、聴いた!
母ちゃんも聴いたの?」
母「聴かなくてもあの時のことはよく覚えてるわよ
ホントにびっくりしたんだから」
母ちゃんが遠くを見つめて言った
母「二人が大きくなったら聴かせようと思って取っておいたのよね
あのテープを聴いて
雅紀とかずくんはどう思った?」
どう、って…
『イチャコラしてて壊しちゃいました』
とは言えなくて
雅紀「ふざけてプロレスしてたらね、思いの外、力が入っちゃったってゆーか」
和也「受け身が上手く出来なくて、バキッとね、
…ごめんなさい」
母「しょうがないわねぇ
じゃあ二人共、クリスマスプレゼントはベッドでいいわね?」
俺の…俺の限定スニーカーはお預けか………
母「はい、はい!
二人共座って!ご飯にするからね」
ベッド無いと色々と困るし
背に腹は換えられない
恩に着ます!母ちゃん!!
和也「そうだ、あのカセットテープってどうしたの?」
母「そうそう!あれね、納戸で捜し物してたら見つかったのよ
聴いた?」
雅紀「聴いた、聴いた!
母ちゃんも聴いたの?」
母「聴かなくてもあの時のことはよく覚えてるわよ
ホントにびっくりしたんだから」
母ちゃんが遠くを見つめて言った
母「二人が大きくなったら聴かせようと思って取っておいたのよね
あのテープを聴いて
雅紀とかずくんはどう思った?」
どう、って…