にじいろ。
第18章 カミングアウト。
和也「嬉しかったし、やっぱりなって思ったよ」
かずが躊躇いもなく言う
母「かずくん、ちっちゃい時からずっと『まーくん、まーくん』って言ってたもんね
雅紀があやすと泣き止むし
ずっと後を付いて回ってね」
昔話をする時の母ちゃんは
凄く優しい目をする
母「雅紀もかずくんも
小さい時は本当にお互い大好きだったのよ」
雅紀「母ちゃん、あのさ…」
母「うん?」
今もかずのことが好きだって
愛してるって
付き合ってるって
真実を話したら
ショックを受けるだろうか
雅紀「あの頃だけじゃないよ」
母「えっ?」
テーブルの下の
かずの右手を握った
雅紀「俺は今もかずのことが好きだし
ってか、あの頃よりも本気で好きだし!
かずのこと大切にしたいって思ってる
あっ、でも俺、男が好きなわけじゃないから!
そーゆーんじゃなくて
なんて言えばいいのかな
かずだから好きなわけで…」
和也「俺もっ…!
俺も同じ…です」
かずが躊躇いもなく言う
母「かずくん、ちっちゃい時からずっと『まーくん、まーくん』って言ってたもんね
雅紀があやすと泣き止むし
ずっと後を付いて回ってね」
昔話をする時の母ちゃんは
凄く優しい目をする
母「雅紀もかずくんも
小さい時は本当にお互い大好きだったのよ」
雅紀「母ちゃん、あのさ…」
母「うん?」
今もかずのことが好きだって
愛してるって
付き合ってるって
真実を話したら
ショックを受けるだろうか
雅紀「あの頃だけじゃないよ」
母「えっ?」
テーブルの下の
かずの右手を握った
雅紀「俺は今もかずのことが好きだし
ってか、あの頃よりも本気で好きだし!
かずのこと大切にしたいって思ってる
あっ、でも俺、男が好きなわけじゃないから!
そーゆーんじゃなくて
なんて言えばいいのかな
かずだから好きなわけで…」
和也「俺もっ…!
俺も同じ…です」