にじいろ。
第18章 カミングアウト。
〜 和也Side 〜
ここでイヤーカフスを買った時
気になってたものがあったんだ
雅紀「何か欲しいものでもあるの?」
和也「んとね、」
確かこの辺に…あった!
和也「コレ!」
雅紀「ペアネックレス?」
ブランドモノとかじゃないけど
デザインに惹かれたネックレスを
まーくんとお揃いで着けたかった
雅紀「オシャレだね。買おうか?」
和也「いいの?」
雅紀「二人で着けようよ」
店員さんを呼んでショーケースからネックレスを出してもらい
それを手に取った
雅紀「ちょっと貸してみ?」
まーくんがネックレスを俺の首のとこに当てて
雅紀「うん、似合ってる!
すみません、これください!
ラッピングしてもらえますか?」
小遣いを半分ずつ出し合った
俺からまーくんに。
まーくんから俺に。
雅紀「お揃いだね」
小声でまーくんが耳打ちする
店員「お待たせ致しました」
緑色の包装紙に
赤いリボン
金色の小さな飾りが付いて
クリスマスカラーにラッピングされた小箱を
紙袋に入れてもらって
俺の心は完全に乙女になってた
ここでイヤーカフスを買った時
気になってたものがあったんだ
雅紀「何か欲しいものでもあるの?」
和也「んとね、」
確かこの辺に…あった!
和也「コレ!」
雅紀「ペアネックレス?」
ブランドモノとかじゃないけど
デザインに惹かれたネックレスを
まーくんとお揃いで着けたかった
雅紀「オシャレだね。買おうか?」
和也「いいの?」
雅紀「二人で着けようよ」
店員さんを呼んでショーケースからネックレスを出してもらい
それを手に取った
雅紀「ちょっと貸してみ?」
まーくんがネックレスを俺の首のとこに当てて
雅紀「うん、似合ってる!
すみません、これください!
ラッピングしてもらえますか?」
小遣いを半分ずつ出し合った
俺からまーくんに。
まーくんから俺に。
雅紀「お揃いだね」
小声でまーくんが耳打ちする
店員「お待たせ致しました」
緑色の包装紙に
赤いリボン
金色の小さな飾りが付いて
クリスマスカラーにラッピングされた小箱を
紙袋に入れてもらって
俺の心は完全に乙女になってた