にじいろ。
第20章 裏切りは蜜の味。
悪夢だと思った。
斗真を守るためってのはわかる
でも
やっぱり腑に落ちない
斗真の話では
かずは自分の意思で藤島って男に付いていった
藤島がかずの次の飼い主になることが
かずを囲っていた男への復讐になるってどういうことだ…
その復讐をかずも望んでる…?
だから付いて行ったのか…?
まさか。
成す術がなかった
どうしたら良いかわからなかった
かずはどこにいる…?
お願いだよ
戻ってきて
戻って来ないなら
力ずくでも奪い返してやる。
斗真「警察行きましょう、相葉先輩!
俺、証言しますから!」
潤「いや、警察は最終手段にしよう」
斗真「じゃあどうすれば…」
潤「あそこだ」
斗真「あそこ…って…?」
潤「山風庵。
その近くで斗真が見た車をまず探そう。
まー。
翔くんと智くんにも連絡してくれ。」
潤が何を考えているのかはわからなかった
ただ
あそこに行けば何か手掛かりが掴めるんじゃないかと思った
無事でいてくれよ、かず…
斗真を守るためってのはわかる
でも
やっぱり腑に落ちない
斗真の話では
かずは自分の意思で藤島って男に付いていった
藤島がかずの次の飼い主になることが
かずを囲っていた男への復讐になるってどういうことだ…
その復讐をかずも望んでる…?
だから付いて行ったのか…?
まさか。
成す術がなかった
どうしたら良いかわからなかった
かずはどこにいる…?
お願いだよ
戻ってきて
戻って来ないなら
力ずくでも奪い返してやる。
斗真「警察行きましょう、相葉先輩!
俺、証言しますから!」
潤「いや、警察は最終手段にしよう」
斗真「じゃあどうすれば…」
潤「あそこだ」
斗真「あそこ…って…?」
潤「山風庵。
その近くで斗真が見た車をまず探そう。
まー。
翔くんと智くんにも連絡してくれ。」
潤が何を考えているのかはわからなかった
ただ
あそこに行けば何か手掛かりが掴めるんじゃないかと思った
無事でいてくれよ、かず…