にじいろ。
第22章 Fragment love 。
その日
俺は翔くんが生徒会室から戻るのを
生徒玄関で待っていた。
翔くんが誰かと階段を降りてくる声がして
見ると、翔くんの隣りには杏奈がいた。
翔くんは、資料を置いてくるからもう少し待っててくれと俺に言い残して
そして職員室に行ってしまった。
杏奈と二人きりになった俺は
ずっと聞いてみたかったことを
杏奈にぶつけてみたんだ。
潤『お前さ、翔くんに惚れてんの?』
杏奈『は?何言ってんの?』
潤『いや、なんかそーかなと思って』
杏奈『翔くんはそんなんじゃないから』
潤『へー…そうなんだ。
まぁ、言い寄られたところで
翔くんがお前なんか相手にするわけないけどな。』
杏奈『…』
潤『おい、無視すんなよ!
ホント可愛くねぇーな、お前』
杏奈『…』
潤『なんだよ…
いつもみたいになんか言い返せよ!
つーかさ、お前なんで俺にはいっつも態度悪いわけ?』
杏奈『…あたしは… あたしは女ったらしが嫌いなの!』
潤『はぁっ?! ふざけんなよ、お前!
俺のどこが女ったらしなんだよ!』
杏奈『どこがって、全部でしょ!
あっちにこっちにいい顔して気のあるフリしてさ、それで最後は結局振ってるじゃん!
それで泣いてる女の子いっぱいいるんだよ?!』
潤『気のあるフリとか余計なお世話だよ!
そーゆーお前みたいなお節介な女が一番嫌いなんだよ!
二度と俺に話しかけんな!』
俺は翔くんが生徒会室から戻るのを
生徒玄関で待っていた。
翔くんが誰かと階段を降りてくる声がして
見ると、翔くんの隣りには杏奈がいた。
翔くんは、資料を置いてくるからもう少し待っててくれと俺に言い残して
そして職員室に行ってしまった。
杏奈と二人きりになった俺は
ずっと聞いてみたかったことを
杏奈にぶつけてみたんだ。
潤『お前さ、翔くんに惚れてんの?』
杏奈『は?何言ってんの?』
潤『いや、なんかそーかなと思って』
杏奈『翔くんはそんなんじゃないから』
潤『へー…そうなんだ。
まぁ、言い寄られたところで
翔くんがお前なんか相手にするわけないけどな。』
杏奈『…』
潤『おい、無視すんなよ!
ホント可愛くねぇーな、お前』
杏奈『…』
潤『なんだよ…
いつもみたいになんか言い返せよ!
つーかさ、お前なんで俺にはいっつも態度悪いわけ?』
杏奈『…あたしは… あたしは女ったらしが嫌いなの!』
潤『はぁっ?! ふざけんなよ、お前!
俺のどこが女ったらしなんだよ!』
杏奈『どこがって、全部でしょ!
あっちにこっちにいい顔して気のあるフリしてさ、それで最後は結局振ってるじゃん!
それで泣いてる女の子いっぱいいるんだよ?!』
潤『気のあるフリとか余計なお世話だよ!
そーゆーお前みたいなお節介な女が一番嫌いなんだよ!
二度と俺に話しかけんな!』