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智「子供の頃の夢は？」


翔「…チェ、」


智「チェ？」




翔「チェンジペガサス！」


ｶｼｬｯ


智「あははは。チェンジペガサスかぁ」

翔「笑わないでよ！そういう智くんは？
子供の頃、何になりたかったの？」

智「俺？俺はねぇ、パン屋！」

翔「意外だね！」

智「ふふっ。そうかな？
あっ、翔くん。
チェンジペガサスやってみて？」

翔「はぁっ?　嫌だよー」


そう言いつつもソファーを立つから
踏み台から降りて椅子を退かした


翔「じゃあ、いくよ？1回だけしかやらないからね？」


ふうっ、と息を整えると



翔「チェンジペガサス！！」



キメポーズをやってくれた(笑)
しかも、動かずにいてくれてる。


横から
前から
翔くんのチェンジペガサスを撮りまくった。



ｶｼｬｶｼｬｯ



え…？



見ると
翔くんのチェンジペガサスと
それを撮ってる俺の姿を
所長がカメラに収めていた。


智「所長！」

所長「いいからいいから
気にせず続けて？」


ペコッと頭を下げて

智「じゃあ…これに着替えてもらっていい？
フィッテイングルームこっちだから」


翔くんに着替えをしてもらってる間に
俺は取り寄せた小道具を取りにデスクに走った。